登校拒否を考える親・市民の会(鹿児島)掲示板

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生き方は自由! - YOKO

2024/07/26 (Fri) 23:52:51

7月例会もとても楽しい時間でした。

今回のテーマの親のよかれは子どもの迷惑と
〇〇に優しく自分にはもっと優しくは
同じことについて話しているなと感じました。

子どもが周りと同じようにしないと不安になり、
あなたのためを思って伝えているんだと
親は子どもを枠の中に入れようとしたり、

子どもが何か好きなことを見つけると、
それを頑張って何かに繋げてほしい、
結果を出してほしいとつい熱が入ってしまう。

しかし、それは子どものためだけではなく
突き詰めると親自身が安心したいからなのです。
子どもが自分の思うようなふるまいをしてくれたら幸せ、そうでないと不幸せ。
これは親が自分の幸せを子どものふるまいに依存している状態です。


そしてこれは子どもにとってとても窮屈で不自由な状態です。
せっかく好きで始めたことすらもつまらなく感じてしまいかねないのです。
芽を摘まないことが大事です。


自分がどうしたいかよりも、
周りに合わせて生きてきたり、
自分の気持ちを大事にすることなんてとうの昔に忘れてしまった大人たちにとっては
周りと違うことを自分の意思で決断していく我が子を理解できない。
理解できないから不安になる。

でも本当は自分はどう生きたいのか、
自分の好きを大事にして今を精一杯生きてもいいんじゃないかということを
我が子の決断によって気付かされ、
学ばせてもらえるものすごく大きなギフトなのではないでしょうか。

そうして、親自身が自分はどうありたいのか、自分は何が好きなのか、
自分はどう感じているのだろうかと自分と向き合い始めると
今まで子どもに向いていた矢印が自分に向き始めるのです。

親としてこうあるべきだ、大人ならこうするべきだというような
べきべきは本当に必要なのか?
自分はそれが好きなのか?
今まで考えもしなかったようなことが浮かんだり、
今まで正しいと信じていたことが本当に必要なのかと色々な発見がある。

すると、今まではこうあるべきでしか考えられなかった親も
自分の気持ちと向き合う中で小さなこうしたいが芽生え始め
自分を少しずつ大事にできるようになる。

自分の気持ちを大事にして、
自分に優しくなればなるほど、
人は自己中心的になるのではなく
本当のところは周りにもどんどん優しくなる。

なぜなら自分が自分の気持ちを尊重するように、
他者には他者の考えがあることを尊重できるようになるからです。
そうすると、親のよかれを押し付ける必要がなくなるのです。

自分に優しくできない人は
他者にも本当の意味では優しくできないと思います。

自分に優しくとは、
周りを自分の思うようにコントロールすることで気分の良さを維持したり、
わがまま放題するのとは全く違って、
自分で自分の気持ちが和らぐように自分のあるがままを
全方位頭の中で肯定してあげて自分を楽にしてあげること。
自分の機嫌は自分でとること。
自分が考えていることを他人はいちいち理解できないのだから、
自分の思うように振る舞ってほしい、自分の機嫌を取ってほしいというのは無理な話。
自分で自分の気持ちが和らぐようなことに意識を向けたり自分が楽しめることをしてあげて自分自身が幸せでいることが大事です。


そうやって自分にとことん優しく、
自分が生きたいように生きる親の姿は
子どもにとって何よりのお手本ではないかと思います。


自分に優しくなればなるほど、
周りにも優しくなり、
気分良く過ごしていると
何があってもそこからまた物事は更に
面白く展開していくだろう、
これからの人生が更に楽しみだなという気持ちで
今を楽しみながら生きていると自由を感じます。

自分の人生の選択をする子どもたちによって色々と気付かされ、
自由な心で生きられるきっかけをくれた子どもたちには感謝しかありません。

これによって、親の会でたっちゃん、トモちゃんご夫妻、
皆様と出会えて更なる気付きをもたらされることにも感謝で一杯です。

毎回思いますが、
なんて素敵な会なんでしょう!

いつもありがとうございます。

Re: 生き方は自由! - 内沢 達 (HP管理人)

2024/07/27 (Sat) 14:56:53

YOKOさん、投稿ありがとうございます。

親である私たちが「どう生きたいのか」「どうありたいのか」と自身に向き合うようになると、「小さなこうしたいが芽生え始め自分をすこしずつ大事にできるようになる」んですね。

「そうやって自分にとことん優しく、自分が生きたいように生きる親の姿は子どもにとって何よりのお手本ではないか」。同じことですが、そうした親のありようは子どもへの何より応援ですね。

案外というか、いや本当にというべきか、自分自身へのやさしさを意識していない方がとても多いように思います(いや私たちだって最初はそうだったんですね。子どもたちのおかげで気づきました)。

「自分に優しくなればなるほど、周りにも優しくなり、気分よく過ごしている」「今を楽しみながら生きている」。そんな様子をこれからもいっぱい交流していきたいと思います。

「家庭の中で一人でも味方がいれば、社会性は身につきます」 - 内沢 達

2024/07/15 (Mon) 14:26:45

西野博之さんのお話をもう一つ紹介します。ラジオでもあったのですが、以下は西野さんの最新本『マンガでわかる! 学校に行かない子どもが見ている世界』からの引用です。

このままでは社会性が身につかない──子どもが学校に行かなくなり、ある程度子どもが落ち着いたときに多くの親御さんがこの悩みを持つようです。シングルの方からは「私としか話さないのですが、社会性はどうしたらいいでしょうか」とたびたび相談されます。

親御さんは、わが子の行き渋りから始まり、混乱、葛藤を抜けてきました。学校だけが学びの場ではないことが腑に落ち、社会が抱える問題にも気づかれたことでしょう。そうやって時間が経って、いつのまにかわが子の表情が豊かになり、笑顔や会話が増えたことに気づきます。なかには勉強したり、新しいことを始めた子もいるかもしれません。

わが子の気持ちが上向きになったときに周囲からいわれてこたえるのが「学校に行かないで社会性はどうするの?」という言葉です。学校に行かない子をやっと認められるようになった親も、その点に関しては何もいえず、やっぱり無理にでも外に連れ出さなくてはならないのではないか、と悩んでしまいますね。

ここで改めて社会性とは何なのか考えてみたいと思います。

私が以前出会った、いじめにあった子はこういっていました。「一番の地獄は勉強の時間じゃない。休み時間だ。」授業中は先生がいるからいじめが起きない、でも休み時間は先生が教室から出て行ってしまうから好き放題にやられるというのです。これを聞いて私は胸がしめつけられるような痛みを感じました。

この状況で学校に通い続けたとします。たしかに集団の中にはいますが、社会性は身につくでしょうか。この状態では、集団から逃げられず、誰も友だちになってくれない、「人間って怖い……」を募らせることでしょう。

一方で、このマンガにあるようにたった一人とはいえ、家庭の中に自分の味方だと思える人がいる場合はどうでしょうか。この子は、世の中にたった一人でも信じられる人間がいるということを手にいれられます。

私が考える社会性とは、「人は信じるに足る存在なんだ」と思えることです。小中学生の時期に人間に対する見方の基礎がつくられていくわけですが、そうした社会性を身につけられるのはどちらでしょうか。明らかに後者ではないでしょうか。

つまり、社会性とは集団の中にいれば自然に身につく、という単純なものではないということです。学校に行ったら社会性が身につくというのは幻想でしかないということを申し上げたいと思います。

家から一歩も出られなくても、たった一人でもいいから子どもの近くで話を聞いてあげてください。どうか周りの「常識」に惑わされないでください。大丈夫です。その子にはしっかり社会性が身につきますよ。

以上、いかがでしょうか。
淳子さんが5月例会で「家庭でこそ社会性が育つ」とおっしゃった娘のあやさんの話と共通していますね。


「大人のよかれは、子どもの迷惑」 - 内沢 達

2024/07/14 (Sun) 21:57:16

6月下旬は所用で、さわやか季節の北海道にいました(僕のHPをご覧ください)。
7/1帰鹿して、こちらの蒸し暑さに驚きました。しばらくボーっとしていましたが、だんだん今夏の猛暑にも慣れてきました。来週の日曜日は7月例会です。
以下、先月アイさんが紹介してくれた、6/7NHKラジオ第一「不登校」のときの西野博之さん(NPO法人フリースペースたまりば理事長)のお話を一部紹介します。例会時の交流のきっかけにもなる良い話だと思います。

……子どもを信じてあげるしかない。親の不安が子どもを追いつめるから、親の会みたいな当事者同士が集まれる会が大事で、支えてあげて「大丈夫だよ」という声がもっともっと親たちに入っていけば、子どもはちゃんと自分で考えて自分で動けるようになる。

……「頑張って勉強しなさい。普通の子ができるように今から鍛えなかったらどうやって将来生きていくんだ」ってやられた子たちはずっと長引いて動けない。だけど、好きなだけ遊んで、好きなだけやりたい自分の好奇心の芽をいっぱいやって、「あ、この分野、楽しいかも」、「この分野で生きていくかも」って思えることをとことんやった子は、なんとかなる、この「なんとかなる」を手に入れられたらなんとかなる。

でも、「ウチの子どもはダメでしょう。絶対ムリ、弱いし、根性ない」と最初から否定で見ちゃっている。親は不安から「よかれ」と思って言うでしょ。その「よかれ」が子どもをどんどん動けなくしている。だから、私たちの合言葉は、「大人のよかれは、子どもの迷惑」です。「よかれ」と思って、いっぱいアドバイスしてしまう。そのアドバイスが、結果、子どもを動けなくしている。だから、もう腹をくくるしかない。……

いかがでしょうか。

NHKラジオ第1「不登校」 - 内沢 達

2024/06/11 (Tue) 15:52:30

アイさんが教えてくれました。
↓NHKラジオの聴き逃しをネットで聞くことができます。

https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=8249_06

先週金曜日(6/7)午前9時台と10時台に放送されました。金曜MCの人口知能研究者・黒川伊保子さんがゲストに「川崎市子ども夢パーク」を立ち上げた西野博之さんを迎えて、不登校について最早当たり前のこととして語り合っています。

話の再生速度も変えられますし、音楽やニュースのところは飛ばすこともできます。
ただし、配信は今週金曜(6/14)午前中までです。

「おもしろかった」とアイさんもおススメです。まずは少しでもお聞きください。
後半10時台の話はさらに興味深く、時代は確かに変わりつつあると思いました。

取り急ぎのお知らせです。アイさん、ありがとうございました。

韓国岳登山 - たっちゃん

2024/06/01 (Sat) 21:23:32



5/29(水)は好天で風もなく絶好の登山日和。韓国岳をゆっくり楽しんできました。


すばらしい眺望、ドウダンツツジなど、きれいな花々。よろしかったら、↓をクリックしてご覧ください。


https://tachan.sakura.ne.jp/yamahana/yohtukarakuni.html

一面ミヤマキリシマ - たっちゃん

2024/05/26 (Sun) 15:45:56

じつは虫食いも多かったのですが、一面ミヤマキリシマはやはり鹿ヶ原ならではと思いました。後景・左が高千穂峰、中央が御鉢です。(クリックすると写真は大きくなります)

その御鉢から、この鹿ヶ原がどのように見えるか。

https://tachan.sakura.ne.jp/yamahana/miyakiritaka.html

https://tachan.sakura.ne.jp/yamahana/miyakiritakachi2017.html

一面ピンクに染まっています。

ミヤマキリシマの鹿ヶ原へ - たっちゃん

2024/05/26 (Sun) 15:25:49

山に登らなくても、ミヤマキリシマは見られる。霧島・高千穂河原駐車場から15~20分も歩けば鹿ヶ原だ。でも昨日(5/25)は週末の好天とあって駐車場は満杯、歩く距離、時間は増えた。僕らは駐車場1㎞手前の路肩に車をとめて向かったが、ご覧の通り500mのところから車は列をなしていた。(同じく路肩駐車でも、霧島神宮のほうからではなく、湯之野温泉のほうからアプローチするとより近くに駐車できたはず。以前はそうした)

〇〇にやさしく、自分にはもっとやさしく - 内沢 達

2024/05/20 (Mon) 22:43:54

昨日は第3日曜日、5月例会日でした。毎月、会を終えて「今月もいい会だったな~」と思うものですが、昨日はまた一段とすばらしかったように思います。

「〇〇にやさしく、自分にはもっとやさしく」。これは、昨年7月、俊子さんがおっしゃった「母にやさしく、自分にはもっとやさしく」(俊子さんは高齢のお母さんを介護している)を一般化したものです。僕らは例会で、「自分を大切にする」ことがどれだけできるようになったか、交流していますが、それは別の表現では、まさに「自分にもっとやさしく」できるようになったかでもあります。自分にやさしくなれないで本当のところ他者にもやさしくなれません。

昨日、淳子さんは「家庭でこそ社会性が育つ」とおっしゃいました。それは世間の常識からすると?でしょうが、僕らの会では自然な子どもたちの成長のありようだと思います。自分にもっともっとやさしくなれてこそ、他者を無理なく尊重できるようになります。「自他の尊重」は社会性に必要不可欠なことです。親が真っ先に自分を大切にするようになると子どもたちは安心し、確かな社会性を育んでいくことができます。

昨日の例会が一段とすばらしかったのも先々月、先月、そして今月というように、例会での交流に継続性があるからだと思います。一人であれこれと考えているだけでは進まなくても、みんなの前で口にしてみたり、実際に行動に移したりすると「我が話」が「みんなの話」にもなり、課題の深まり具合いが全然ちがってきて、この先の道もよく見えるようになります。

今後ともいっぱい交流していきましょう。5月例会が終わったばかりなのに、僕はもう次の6月例会(6/16)がたのしみになっています。写真は今朝5:25,鴨池港から出港する垂水フェリーです。

半年ぶりの山歩き - 内沢 達

2024/05/11 (Sat) 14:48:48

写真は霧島えびの高原から、超ゆっくり50分弱、二湖展望台から眺めた白紫池手前のアカマツ林です。そのなかに一本だけ白骨樹があり、まわりを逆にひきたてているように思いました。およそ半年ぶりの山歩き。曇天やガスのため眺望はよくなかったけど、春のきれいな花々との出会いもあり、十分たのしめました。
https://tachan.sakura.ne.jp/yamahana/hantoshiburishiratori2024.html

ツレのトモちゃんは10年以上前に読んでますが、僕は最近です。五木寛之『親鸞』(激動篇上)にとてもいい文章がありました。「鉄杖は身じろぎもせず闇の中で親鸞の声を聞いていた。そのとき親鸞は、人に語ることは、自分に問いかけることなのだ、と、はっきり感じた。人に語ることは、教えることではない。それは、人にたずねることなのだ。もっと話したい、と親鸞はつよく思った。」(講談社文庫、234ペ)僕ら親の会での交流のありかたもそうだと思います。

知林ヶ島からの戻り - 内沢 達

2024/04/26 (Fri) 17:58:37

写真は知林ヶ島からの戻りです。向こうは、指宿市街地(左)と魚見岳(右)。知林ヶ島へは、今回で2度目。13年前、初めて渡った時の写真がたくさんありますので、よろしかったらご覧ください。
https://tachan.sakura.ne.jp/yamahana/chiringashima.html

NHK・BS「こころ旅」でも4/10紹介されました。それも含め「こころ旅」2024春「鹿児島」編は終わったのですが、その後、放送を中断しています。先週から予定を変更して、以前のを再放送しています。産経新聞は、火野正平の腰痛の悪化を報じていますが、NHKは何も言ってません。人気番組ですし、NHKの視聴者サービスが問われています。(NHKは4/30になってようやくHP上でふれましたが、とても「事務的」で「こころ」のこもっていない「お知らせ」になっています)


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